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パズル [映画]

とある高校の校舎から、中村という生徒が飛び降りたが一命をとりとめた。
その学校の周辺では血なまぐさい事件が次々と発生する。

先生を流産させる会の内藤瑛亮監督が山田悠介の小説を実写化したのがこの映画。
いやはやなんとも趣味が悪い。
原作にどれだけ忠実なのかはわからないけれど、ちょっと病んでるんじゃないか、と思うくらいには悪趣味。
そこまで見せる必要があったのかなぁ、と思うような残酷なシーン満載。
まあ確かに先生を流産させる会も趣味が悪い映画ではあったっけ。

時系列がばらばらになっていて、事件にパズルが出てくるけれど、この時系列をずらすことでもパズルの意味合いを出してるのかなぁ、と。
このずらし方のセンスは悪くないけれど、それだけにカウントゼロの場面のインパクトがうすーい!
最後のピースをはめたときの快感がないのよね・・・

大和田獏(よくこんなひどい役引き受けたな・・・)や夏帆、野村周平らキャストは、それはそれは熱演なのだけど、一連の事件のきっかけとなった人間の善と悪が上手く織り込めていないので消化不良。
観客が想像で補うにしても不親切。唐突な事件、唐突な殺人衝動。
なんだかとってもモヤモヤする。映像自体は悪くないんだけど。
なのでエンディングロールの曲と夏帆のダンス?はそのままミュージックビデオにしてもいいんじゃないかと思えるくらいに美しかった。
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