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3月読了 [本]

きよしこ (新潮文庫)
きよしこ (新潮文庫)
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重松 清
新潮社
売り上げランキング: 6,545

重松氏のつむぐ物語は思わず知らず涙腺を刺激されてしまうのがちょっとイヤ・・・
吃音の少年の成長物語。



先生と僕 (双葉文庫)
先生と僕 (双葉文庫)
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坂木 司
双葉社 (2011-12-15)
売り上げランキング: 30,879

中学生から家庭教師のフリをしてほしいとスカウトされた大学生。
難?事件を軽やかに解きほぐす中学生と、役に立っていなさそうで重要な役割を果たす主人公。
まあ、軽やかに読めます。


ぜんぜんたいへんじゃないです。
朝倉 かすみ
朝日新聞出版
売り上げランキング: 669,187

あまり作家のエッセイ本は読まない(新聞などの連載中は別)のだが、これはタイトルが面白かったのと、あまりに脱力な筆運びについつい手に取ってしまった。


ユリゴコロ (双葉文庫)
沼田 まほかる
双葉社 (2014-01-09)
売り上げランキング: 5,262

まほかる氏らしい不穏な空気満載。
残されたノートの謎と、行方不明の婚約者の謎が二重になっていて読みごたえはある。



まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
三浦 しをん
文藝春秋
売り上げランキング: 4,293

ドラマと映画がとてもよかったので、なんとなく読む機会を逃していた。
あれだね、映像は映像、原作は原作でそれぞれ面白いって稀有なこと。
面白いだけの話ならだれでも書けるかもしれないが、それにプラスアルファの心に響く要素を含ませるのが、三浦しをんって絶妙に上手い。


舟を編む
舟を編む
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三浦 しをん
光文社
売り上げランキング: 818

これも映画がとてもよかった。松田龍平が役者として一皮むけた作品だった。
そして、原作もやはり面白くて!
無性に辞書がほしくなる、一枚一枚その紙の感触を確かめたくなる!


沖で待つ (文春文庫)
沖で待つ (文春文庫)
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絲山 秋子
文藝春秋
売り上げランキング: 150,494

絲山氏の書く物語は読むとものすごく突き放された気がする。
これもそう。
わたしも死んじゃった友達に幽霊でもいいから会いたいな、などと思ってしまった。


塗られた本 (講談社文庫)
松本 清張
講談社
売り上げランキング: 62,122

生活力のない売れない詩人である夫の本を出したい一心で出版社を立ち上げた女の奮闘と孤独。
面白いが描写が少々くどいなぁ、と思ったらやはり連載小説だった。
連載小説を出すときって、やはり手直しはいれなきゃいけないよな、と思う。
ウィキに2007年にドラマ化とあり、誰が主役を?と思ったら沢口靖子だって。
あかん、それは色気が足らなさすぎる!!



せんだって熊本旅行の時に購入。
食べ物にまつわる女の子の物語が短編形式でおさめられている。
ほっこりするものもあり、砂をかむような話もあり。やはり漫画はあなどれない。
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