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ある過去の行方 [映画]

アーマドは4年ぶりにパリに降り立った。
妻マリー=アンヌと正式に離婚手続きをするためだ。
彼女は父親の違う娘ふたりと、新しい恋人とその連れ子とともに新しい生活をすでに始めていた。

一見重厚な人間ドラマっぽい空気を醸し出しているのだが、うーんそうでもない。
出てくる大人が本当にダメな人が多くてうんざり。
4度目の結婚をしようとしているマリー=アンヌはその最たるもの。
別に離婚歴があるからダメという訳ではないが、あまりに自己愛が過ぎて嫌悪感を覚える。
こういう人は子どもを産まなくてもいいと思うんだけどなぁ・・・

再婚相手も結局は不倫からはじまった関係で、しかも妻は自殺未遂で植物状態。
その自殺未遂が誰のせいで起こしたことなのか、がこの映画のキモになっている。
キモになってはいるがそれが明かされたといって誰が救われるわけでもなく問題は解決しない。
というかそういう状況の相手と再婚するつもり、という女性の感覚がわたしにはさっぱり理解できない。
理解したくもない。

ま、よーするにまったく肌に合わなかった映画ということです。
新聞の映画評はやたらよかったんだけど、ええ、きっとわたしの感受性が貧しいのでしょうよ。笑
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