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夢は牛のお医者さん [映画]

1987年、新潟の小さな村の小学校に子牛が3頭やってきた。
それをきっかけに将来は獣医になると決めた少女を追った、なんと26年間にも及ぶドキュメンタリー。
日本でこういう長い月日をかけたドキュメンタリーって、とても珍しいのでは。

子牛を慈しみ育て、秋に出荷。
飼っていた家畜をどうするか、という映画は記憶に新しいところで妻夫木くん主演のブタがいた教室がある。
こちらは最後に育てた豚をどうするかで生徒たちが涙交じりに議論するシーンがあった。
が、こちらは初めから体重が100キロ超えたら出荷、と決まっている。
子どもたちが牛の卒業式を企画するのだが、このあたりが泣けて泣けて仕方がない。

幼い少女が獣医になる、と決意し、それを一度も曲げることなくひたすらに勉強。
家の経済的事情から、大学受験に失敗したら諦めると自分を追い詰め、合格を勝ち取った時の涙。
大学に入ってからもひたすらに勉強と獣医の先生について回る日々。
家畜をみる獣医さんて本当に過酷で、本当に女性には体力的にも精神的にもきつい仕事だなぁ、と思う。
現在彼女は既に獣医になって10年以上のベテラン。
とんでもない冬の豪雪の中、車を走らせ家畜たちのもとへ走り、酪農家のサポートをする。
本当に素晴らしい。これからもがんばってほしいな。

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