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複製された男 [映画]

なにはともあれジェイク・ギレンホールなら見に行くんですよ、たいていのものは。

大学で歴史を教えているアダムは恋人がいるものの、何の刺激もない単調な毎日を過ごしていた。
繰り返される何の変哲もない日々。
しかしある日同僚から勧められた映画のDVDを見ていると、劇中に端役で登場する俳優が自分とうりふたつなことに気づく。
それから彼は何かにとり付かれたようにその俳優のことを調べる。
彼がアンソニーという名前であること、エージェントの場所。
そして彼に会ってみたいという衝動を止めることができない・・・

舞台はカナダのトロント。
近未来チックな高層ビルの風景に、カラーフィルターがかかっていて、町の風景はいつも夕暮れのような黄砂が飛んでいるような、不気味な黄色い空。
そして明確な答えが示されずに訪れる、唐突なラスト。

うーん、こりゃ気取っただけの映画!という酷評も致し方なし、と言ったところか。
わたしは意外にも楽しめた。

以下ネタバレあり。まあちょっとググれば解釈を書いている人はたくさんいる。
それに単に瓜二つ、というだけでなく後天的にできた傷まで同じ、というなら素直に考えてアダムとアンソニーは同一人物。
二重人格と言ったところか。
だからふたりが初めて会うシーンや電話でしゃべるシーンは脳内での出来事、ってことなんだろうな。
いろいろ納得いなかい場面もあるし、本編とおそらくまったく関係ないであろうラストシーンの仕掛けは唖然とはするけれど、お茶を濁された感もあり。

この映画、リピーター割引があるみたい。
わたしは劇場で二度三度見ようとは思わないけど、もしテレビで放送してたら見ちゃうな。
そしてこの映画について語り合いたい!疑問をぶつけたい!と思う。
誰かわたしと語り合って!!
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