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ぼくを探しに [映画]

ベルヴィル・ランデブーのシルヴァン・ショメ監督が、初の実写映画にのぞんだ作品。
わたくしアニメってどうも苦手でめったに見ないのだけど、ベルヴィル・ランデブーはおすすめされて映画館で見た。
独特の絵のタッチといい、奇想天外な発想といい、とても楽しいアニメ映画だった。
この映画もたしかにアニメにありそうな色使いだな、と思わせるにぎにぎしさ。

幼いころに両親を失ったショックから、言葉をしゃべることなく大人になったポール。
伯母姉妹に育てられ、彼女たちののぞみであるピアニストになるべく、日々ピアノを弾く日々。
単調な毎日だったが、ある日同じアパルトマンに住むミセス・プルーストと出会う。
彼女が作るお茶は特別な力を持っていて、それによってポールは脳の片隅から両親との記憶を取り戻していく。

まさにファンタジー。途中、あら、かなりきびしめな内容?と思わせながら、最後はすっきり、の着地点。
ミセス・プルーストの部屋がなんとも素敵。
女性は見て楽しいだろうけど、男性はどうだろうなぁ。
少しうざったく感じるかもね。

それにしても、だ。
最初の印象は陽気で無神経だけど人のいい伯母姉妹が、かなりダークな人たちだったのが薄気味悪い。
だってあんなピアノを甥っ子に弾かせるなんて、ねえ?
ほとんどそれはホラーでしょ。
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