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ニンフォマニアックvol.1 [映画]

幼少時代から性に執着していたジョーは、行き倒れているところをセリグマンという老人に助けられる。
そしてその生い立ちを語ることになる。

vol.1ということで、もちろん2もある。
一応1の最後が気になる台詞で終わっているので、2もちゃんと見ないとね。

色情狂と一口にいっても、ジョーを演じるシャルロット・ゲーンズブールにはイカれたニオイはしない。
幼いころからの性癖やら処女喪失、数えきれないほど繰り返される痴態を語る姿は、冷徹な哲学者といった風情すらある。
そしてその遍歴の語り口は軽妙。
思わず笑ってしまうシーンも多い。あれ、これどっちかというと欲情するよりはコメディ・・・?
とにかくエロを期待する男性にとっては肩透かしもいいとこなんじゃないかと。

1では若いころのジョーをステイシー・マーティンという子が演じているのだが、なんか痩せすぎていて痛々しい。
頬骨が、気になる。ふっくらすればかわいいのにな。役作りだったのか?
そしてジョーが唯一執着する男、シャイア・ラブーフの良さがわからない!
いや、決してこの俳優さんが嫌いというわけではなく、この映画の中の役どころの話ね。
これは女として理解に苦しむ。

久しぶりに顔を見たクリスチャン・スレイターはジョーの父親役。
この映画の中では奇跡的にまともな人。
そのかわり、というようにままならない人生の最期を娘に見せつけることとなる。
そしてジョーの不倫相手の奥さんのユマ・サーマン!
男性は下手なホラーよりもこんなシチュエーションのほうが怖いはず。

まあ家族とか恋人同士で見るには少々ハードな映画だけど、けっこう面白かったな。
好き嫌いは分かれると思うけど。

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