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鬼灯さん家のアネキ [映画]

高校生の吾朗の母親が急逝。義理の父親は仕事のために不在がちで、彼はその再婚相手の娘ハルと二人暮らし。
ハルが仕掛けるエッチな悪戯に、吾朗はモンモンとした日々を送っている。

登場人物の繊細な心の動きもよいし、主人公の家が盗撮だらけ、という状況に陥っていくまでの過程が面白い。
主人公を演じる前野朋哉のキャラがいい(いま月見バーガーのCMに出てる)。
真面目なんだけど義姉の裸エプロンに右往左往したり、幼馴染に告白されて舞い上がったり。
この子いいね~、こういう面構えの役者さんて、若くも見えるしおっさんにも見えるし。

ハル役の谷桃子もきれい。
ただこういうHな悪戯をしかける、という設定がどうにも理解しづらい。
まあ映画の後半になってそういうことを始めるきっかけは説明があるけれど、それにしても、ねえ?
そして佐藤かよが意外にちゃんと女子高生していた。
こういう子って、クラスにひとりいそう・・・大人っぽくて思わせぶりな。
やっぱある意味女子よりも女子なんだなー

総じて見応えはあるけれど、長い。
特に後半のダレはひどいもんです。
もし自宅で見てたら早送りしちゃうかも。
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さまよう小指 [映画]

桃子は初恋の相手涼介を恋するあまり、彼の実家を燃やしてしまう。
しかしある日偶然、ヤクザに切り落とされた涼介の小指を拾い、クローンを作る。
こゆびと名付けたクローンと仲良く暮らす桃子だったが、涼介と再会する。

かなりふざけた内容のファンタジー。
低予算であろうに、小道具がやたら凝っていた。
そんなに凝ったカップラーメン作らんでも・・・

主役の涼介を演じるのはゴーカイレッドの小澤亮太くん。
といっても全然知らない。でも顔はちょっと見かけたことがあるような。
女にだらしなくて怠け者のオリジナルと、桃子を一途に愛するクローンを、なかなか素敵に演じ分けていた。
で、桃子を演じる我妻三輪子。「こっぱみじん」ですっかり彼女のことが気に入ったのがこの映画を見るきっかけだったのだが、ここではあまり彼女の良さが出ていなかったように思う。
かわいいし、これを他の女優さんができるか、と聞かれると「ちょっと無理かな」とは思うけど。

物語にもそっと深みがほしかった、かな。
あと、ファンタジーだったわりにはやることやってたんだな、と。

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NO [映画]

1988年、ピノチェト政権末期のチリが舞台。
ピノチェト政権の続行を受け入れるか否か、Yes派とNo派に分かれて国内は揺れる。
そんな中、公平をたもつため、投票が行われるまでの27日間、それぞれの陣営のCMを毎日15分ながすことが決まる。
反対派のCM作りのため、フリーの広告マン・レネが起用される。
結局賛成派が勝つであろう、と誰もが思っている出来レースに、レネは乗り気ではなかったが・・・

ガエル・ガルシア・ベルナル主演なので見に行っただけで、内容は全然気にしてなかった。
政治的な要素を含んでいるものの、すごくかわった映画でそこそこ楽しい。
ふたりで会話するシーン、というのが多かったのだけど、話は明らかに同じことを続けてしゃべっているのに、撮影場所が全然違ったりして、不思議な感じがした。まあ、そういう映画ってたまにあるんだけど・・・

娯楽映画としてはちょっと弱いけれど、知らない世界を覗き見る楽しさはたっぷりある。
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