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本日の悲鳴 [本]

図書館で東野圭吾の小説を借りてきた。
帰りのバスの中で読み始めたら面白くて、止められなくて、結局食事しながらずっと読み、食後もずっと読み・・・
そろそろラストだ・・・、そうかそうくるか、やっぱり犯人はこいつなのね!
でもどうやって・・・・・っ?


??


文脈がつながらない。
頁数を見ると、426ページの次が431ページ。
ちなみに431ページはちぎれていた。

頁が抜け落ちちゃってるー!
ひぃいいいいいー!←本当に叫んだよ、あたしゃ。

寸止め!
蛇の生殺し!

皆さん、図書館の本はくれぐれも大切に扱いましょうね・・・(虚ろな目で)

ララピポ [本]

ララピポ
ララピポ
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奥田 英朗
幻冬舎
売り上げランキング: 122045


漢字検定の勉強の為に削ったのは、読書の時間だった・・・ということで久々に図書館で借りてきたのがこれ。
最近ラジオでまさやんが奥田英朗よく読むって言ってたなぁ~と思い出して。
中身をチラ見せずに。
で、読み始めて数ページで思わず表紙を見直した。
あ、この女性が頬ずりしてるのって・・・・・・

都会の人々の赤裸々というか、身も蓋もない性事情が短編になっていて、ちょっとずつつながりがある、という内容。
最初の高学歴フリーライターが精神的に病んでそうだったので、伊良部医師シリーズなのかと思ったけどさにあらず。
この人に限らず、TOKYOって病んでるなーなんてその滑稽さに笑いながらも、もがき苦しむ姿に憐れみを感じたり、呆れたり・・・
面白いんだけど、そのヒトコトだけではくくれないひねくれ具合。
まあでも、ラストはちょっと明るいんだよね。

昨日映画館に行って、並べてあるチラシを見ていたらなんとこれ、映画化が決まっているようで・・・
ララピポ公式サイト
設定はちょっと違うみたいだけど、ちょいと楽しみ。
あ、いちばんヤバイ描写になりそうなポルノ作家の話はないみたい。
そりゃまあ、そっか。

寝不足はやだなー [本]

寝不足・・・まあ常に寝不足の傾向にあるのだけれど、今週は撃沈だわ。
原因はこれ。
殺人の門
殺人の門
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東野 圭吾
角川書店
売り上げランキング: 232728


うっかり図書館の「今日返ってきた本」コーナーで見かけて、分厚いけど面白そうなタイトルだなぁ、と思ってしまったのが運のつき。
こういうのは一日予定のない休日に一気読みすべきだ。
面白くてどこで切ったらいいかわからない・・・

まだ半分強しか読んでいないので良し悪しは語れないけれど、わたし多分独白文が好きなんだろうな。
主人公に密着した、ねっとりしていながらも、どこか乾いた文章が。

それにしても二段組の本って久々に読んだわ。
これだけ文字がぎっしり書かれていると、読み応えあるよね。
どうも最近の作家の本は、余白の方が多いんじゃない?という本が多くてちょっともったいない気がしてしまうのは、きっとわたしが貧乏性だから・・・笑
まあでも小説なんてものは長ければ、言葉を尽くせばそれでいいか、ってぇとそうでもないから始末が悪い。

今日終わっちゃう映画があって観にいきたいけど、早く帰って続きを読みたい気持ちもある。
ああ、悩ましい。体が二つ欲しい。もしくは、一日36時間・・・

百万の手 [本]

休みの間に読んだ本。
百万の手 (ミステリ・フロンティア)
畠中 恵
東京創元社
売り上げランキング: 295572


「しゃばけ」が大人気の畠中恵の、現代小説。
この人の文体って、かなりまったりのんびりした雰囲気で、それは時代小説の雰囲気に合っていると思う。
彼女の現代小説は他にも何冊か読んだけれど、どれも文体が同じで、登場人物もかならずある種の「豪傑」がいるので、で既視感がある。

同じことをテーマに、何冊も同じような小説を書く作家も数多いるので、別にそれはそれでかまわないけれど、今回は物語も中途半端な印象。
火事で死んでしまった友達と、焼け残った携帯電話でコンタクトできる、っていうのはどうなんだ。
それがその後携帯電話を壊してしまい、コンタクトがとれなくなる・・・
なんだかな、という展開。

時代小説の設定が面白く、のんびりと今までになかったカラーの作品が多いだけに、どうして現代小説だとこんなになっちゃうのかな?という感じ・・・

女にも隠れ家を [本]

ダンナが新聞をわたしにさしだしながら、嬉しそうに言った。
「ねえ、これ、いいね。欲しい?」

男の隠れ家 2008年 06月号 [雑誌]

「はあ、そうね・・・面白そうだね」
と何の気なしに答えた。

翌日。

「はい、これ、買って来てあげたよ」

誰が頼んだ?
しかも作るのはわたし?

三月は深き紅の淵を [本]

人付き合いの傾向もそうなんだけど。
一度気になったり、好きになったりすると、とことん密着する性質である。
本もそうで、気に入った作家の作品はその人ばっかり、どんどん読む。
今年最も読んだのが以前にも書いたシャム猫ココのシリーズと、恩田陸。
昨日ゴハンを食べながら読んでいたのも彼女の作品

三月は深き紅の淵を (Mephisto club)
恩田 陸
講談社 (1997/07)
売り上げランキング: 232148


本日読了。
このタイトル、どこかで目にしたような、と思ったら。
麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ)の中に出てきてたんだった。
そして三月・・・の中にも麦の海・・・はちょっと使われている。
書いた順番としては三月・・・のほうが先なのかな?

麦の海・・・は思わせぶりで、読み進むうちにものすごい結末を期待してしまったので、ラストでがっくり。
そしてこの三月・・・は4章構成(すごくこの構成にこだわってるみたい)で、一冊の本をめぐって、ちょっとずつずれている世界が3章続いて「おー、面白いなぁ」なんて読んでいたんだけど、4章が。ねえ。

あの混沌とした構成は作為的なものだとは思うけど、狙いがよくわからないんだ。
うーん、わたしがアホなだけかなぁ。

恩田陸作品で最初に読んだのが象と耳鳴りで、これがものすごくよく出来た短編小説だった。
今まで読まずにいて損した!って思ったもの。
彼女の発想力、文章の美しさ、世界観は素晴らしいと思うけど、短編のほうが断然面白いし、出来がいいと思う。

全く違う [本]

フリーペーパーを読んでいたら、こんな本の紹介が。

HITOEのNY式ハタ・ヨガDVDレッスン―2週間でメリハリBodyに変身!
HITOE マイク岡田
主婦と生活社 (2007/06)
売り上げランキング: 34579


ハタ・・・
ときめきが暴走気味。
にしても、HITOEって何やってんだ。

シャム猫ココシリーズ [本]

久々に本の話。
去年からリリアン・J.ブラウンのココシリーズを読んでいる。

猫は14の謎をもつ
猫は14の謎をもつ
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リリアン・J. ブラウン 羽田 詩津子 リリアン・J. ブラウン 羽田 詩津子
早川書房 (1991/07)
売り上げランキング: 392756


この本はココは登場しないけど、短編でとっつきやすい。
猫が復讐のために殺人をしちゃったり。
それがあながちフィクションに思えない描写が秀逸。

シリーズの最初の方は「これの何処が猫のおかげで事件解決なんだ!」と不思議に思っていたけれど、シリーズ半ばくらいまで読み進めると、ココってすごいなぁ、なんて思ってしまう猫バカですが何か?

それにしても翻訳本って、慣れるまでちょっと辛い。
どうしてこうも日本人が書く小説と毛色が違うんだろう・・・

週刊ブックレビュー [本]

初めて週刊ブックレビューなる番組を見た。
mixi(役に立った!)の吉野朔実コミュニティで、出演情報を聞きつけたのだ。
吉野氏がテレビ出演!?
今までにもあったんだろうか・・・

数年前に著書のサイン会でお見かけした時よりも、更に痩せられたような気が・・・
吉野氏のイチ押しは紙の空から
旅をテーマにした物語を集めたものだそうで。
シンプルな装丁も魅力的。

前半は出演者の本の紹介で、後半は本がどんな風にして作られるか、というのがその日のテーマだった。
これが非常に面白くて。
今の流行が同じ枚数・重さでも嵩の高い紙であるとか、昔の活版印刷で印刷される文字を、PCでも表現できるように加工した話(計8000字で8年がかりの作業だったそう)など、一般の読者が思いも及ばないところで様々な手数がかけられているんだなぁ、と感心しきり。
本当に本は大切にしなきゃなぁ、なんて思ったのだった。

功名が辻 [本]

功名が辻〈1〉

説明は・・・要らない本か。
図書館に行く度に探していたのに、いつも2巻だけだった。
ようやく1巻を手にとることができた。

大河ドラマをたまに見ていたので、エピソードにいくつか違いがあることに戸惑った。
歴史小説にしては随分と柔らかい。
司馬遼太郎、ちゃんと読むのは初めてかも・・・情けないなぁ・・・


そういえばわるいやつら〈上〉を読んだはいいけど、その後下巻を見かけない。
早く返却してください!

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