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トイレのピエタ [映画]

手塚治虫が日記に残したアイデアをもとに映画化したそうな。
主演は人気ロックバンドRADWIMPS(このバンド、名前はかなり前から知ってるんだけど、未だに読み方が覚えられない・・・)の野田洋次郎。
主人公が偶然知り合う女子高生・真衣に、CMでぶたもやしを大食いしている・・・否、なぞの転校生のアスカ、杉咲花。

画家になる夢を諦め、窓ふきのバイトで日々をやりすごす園田。
ただ呼吸だけをするような毎日に、突然宣告された余命三か月。

美しい映画だと思う。特に好きなのは赤い金魚を大量に買ってそれを学校のプールに放し、真衣が一緒に泳ぐシーン。
物も言わず、ただひたすらに泳ぐ魚。
それはまさに死を宣告される前の園田のようだ。
何も考えず、ひたすら周囲に合わせて流れていく・・・

美しいんだけど、学校のプールに魚いれたら多分すぐ死んじゃうよなぁ・・・などと夢のないことを考えてしまった。

ぼんやりとしたまなざしで眺めていた世界を、しっかりと見つめることで、今まで見えなかったものや、見えていても見えないふりをしていたもの、知らなかったもの。
生きていることはたいへんだけれど、それでもやはり、美しいものだとゆっくりと理解していく園田を、野田洋次郎は実に自然に演じている。
美男子では決してないと思うんだけど、独特のたたずまいがこの役にぴったりはまっている。
またどうしようもなく不幸な環境と孤独にはち切れそうな少女を、杉咲花がエネルギーたっぷりに表現していていい。

ただまあ、使い古されたシチュエーション、言葉足らずだし独りよがりなシーンも多くて上出来とは言い難い。つたない映画ではある。
それでもこれは人の記憶に残る作品だと思う。

ワンシーンだけ佐藤健くんが出ております。
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また江戸へ行ったんです [日記]

美術館のつぶやきにのせられて、ちょいと江戸へ行ってまいりました。

時間の早い新幹線だったので、美術館があくまでCOBI COFFEEで一服。
蒸し暑さに思わずアイスコーヒーを注文(たしか豆はパナマ)。
ネルドリップで丁寧に抽出。
アイスコーヒーというと深入りのがっつり濃い味のものが多いけど、ホット兼用のために軽めの味わい。
ああ、こういうのもいいね。でも氷が解けるとまずくなりそうだったので、急いで飲み干した。
大納言羊羹も美味しかった。

まずは根津美術館へ。
ほぼ開館と同時に入ったけれど、にぎわっている!
江戸のダンディズム、刀から印籠までという展示なのだが、昨今流行っているゲームのせいか、刀剣の展示室は熱気に満ちていた・・・!
刀剣ってもともと一定のファンがいらして、徳川美術館の展示を見に行ってもそれなりに人がいる。
そこへさらにゲームの影響でファンが増え・・・

もうすでにこれは刀というよりは装飾品だよね。
こんなとこに装飾品ついてたら、ちゃんと刀握れないし。
ああ、こんなところに龍の彫り物なんてしちゃって・・・強度が・・・とかダンナとコソコソ話したりして。
日本人が平和ボケなのは、この時代からなんだよな・・・などと思ってみたり。
わたし実は刀そのものよりも鍔のほうが好きで。
数点鍔の展示もあったけど、ごてごてしすぎてあんまり好みじゃなかったなぁ。
以前岐阜県博物館で見た、成木一成氏の鍔のほうが断然素敵だと思う!!

こんでいたのはその展示室くらいで、他のは空いている。ま、こんなもんだよね。
印籠も面白いのになぁ。
これまた印籠そのものよりも、根付のほうが好き。
かなり大きい根付もあって(印籠とのバランスなのか、持ち主の好みなのか)どれも細工が素晴らしくって溜息。
根津美術館のコレクション、入場券にもなっている双羊尊がかわいい。
饕餮文(とうてつもん)の器がたくさんあって、好きな人にはたまらないんじゃないかな。



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味覚 [日記]

某ブログを読んでいて、あれこのお店の名前聞き覚えがあるけどどこだっけ、と検索したら出てきたのが食べログのページ。
レビューをつらつら見ていたら、ものすごく辛辣なコメントが。
なんでも名古屋は麺類不毛の地、なんだそうだ。あらそうですか。
特にパスタがダメなんだとか。
へえ、どんな店に行っているのかな、とそのレビュアーさんのページを見てみたが。
わたしが美味しいな、と思う店に一軒も行っていない。

ラーメンは何軒か知ってるお店があったけれど、わたしが「ここは麺が残念だな」というお店を絶賛していた。まあ確かに麺以外はおいしいんだけどそこ。
あそこ自家製麺じゃないのに自家製麺なのか?って感じで書いてあったし。あーあ。

そして喫茶店やカフェは喫煙できるところが多いから行かないって・・・いつの時代の話だろう。
昔ながらの喫茶店ならその通りだけど、ここ数年で出来たカフェは、まともなところならまず禁煙ですけどね。

確かに料理に関しての知識は豊富そうだし、舌も肥えてらっしゃるんだろうけど、やはり食べ物って好みによるところが多いし、住んでいる地域のすべての店で飲食できるわけもないんだから、あまりその土地はなんとかが不毛、ってことは言わないほうがいいんじゃないかなぁ、と。
あ、でもわたしも去年、「青山は喫茶店がない!不毛地帯だ!」と文句垂れたけど、先日行ったらそこそこあった(青山広い)。
人の振り見て我が振り直せ、か。

その人はあんかけスパは名古屋の悪しき名物、みたいなことを書いていたけど、それには賛同する。
あれが名古屋名物とテレビで紹介されるたびに憂鬱な気持ちになる・・・

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同窓会 [日記]

先日高校の同窓会がありまして、参加してきたのである。
クラスのではなく、学校全体で毎年一度行われるもので、その年に卒業した学年、卒業して10年20年の節目の学年が重点的に集まりましょう、というもの。
もちろんその他の学年も出席していい。
今回節目ではないものの、仲間内のひとりが「集まりたいんだけど」と言うのでなんやかやと7人ばかり、すんごいアウェーな中ご歓談してきたわけ。

いちばん集まるのがやはり卒業したての子たち。
やたらとリュック背負ってそのまま食事(立食形式)してる子が多かったな~
ていうか、若いよね~無駄に元気だよね~もう自分たちの子どもと同じ年代だよね~やーねー
とか言いながら。友人Rは「なんかアリみたいね、あの若者たち」と言うとりました。
なんだそれ。

節目の学年でわたしたちより上の学年の方々は3歳上。
うーん、あれが3年後!?と恐れおののいたね。
やっぱ45歳すぎると加速度的に老いが忍び寄るのかね・・・

その下、7歳下の学年の子たちは少なかった。
37~8歳。仕事に子育てに忙しい時期だよね。でもうちらのときはもうちょっと集まっていたっけ。

総会が終わってから集まった7人で鳥貴族へ行った。
初鳥貴族だよ!味は・・・まああんなもんだよね・・・しょっぱかったな。
飲み物はたくさん種類があって楽しい。

でまあ、集まるのは久しぶりなので近況報告。仕事や子どもの話なんか。
でもいちばん盛り上がったのが健康ネタではなかろうか。
太った太らない、疲れが取れないのなんの。

Kくんは高校のころから40歳くらいの風格ある子だった。
しかし、7年前の同窓会で時代が追いついたね!という感じ。そして今回も。
もしかしたら50歳くらいになったら「若いね」ということになるのだろうか。
ちなみに頭髪も当時からかなりヤバそうな雰囲気だったのだが、いろいろ努力しているらしく、あのころをキープしていた。ふむ、ああいうのって効果あるんだ。

わたしとTくんはジム好きという共通点があるので、筋トレのあとにプロテインは飲むべきか、飲むなら何がいいか、と語り合った。
くだらなくて、楽しいよね。
Fちゃんが「楽しかったよね~あの頃は。いちばん楽しかったかも」
わたし「うん、確かに楽しかった」
R「えー・・・楽しかったのかどうかよく覚えてない」

ちなみにRは同級生のIくんの話になると「うわー、卒業以来全然会ってない!元気なの?会いたいな~」とのたまったが、皆に「前の同窓会で会っとるやないかい!ていうかアンタめっちゃしゃべっとったやないかい!」と突っ込まれていた。
いやはや、いい友人をもったものだ。

次は3年後だね~元気に会えるといいな。
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早すぎる [TarO&JirO]



TarO&JirOは火曜日に番組をやっている。
路上ツアーあけてからはユーストからYOUTUBEへお引越し。
画像がずいぶんよくなった。音はもともとイヤフォンで聞いていたせいか、ちょっといいかな?くらいの差。
でもユーストよりは切れたりすることが少ないのでありがたい・・・

今回かなり時間を割いて語っていたのがジェフ・バックリィ。


有名な曲なので、彼の名前を知らなくてもこの曲は聴いたことある人多いんじゃないだろうか。
彼の伝記映画、去年日本で公開されていて、気になってたんだけど見逃したんだよね。



アーティストは早世すると伝説になるけど、やっぱ生きてるほうがいいと思うな。
長澤くんも歌っております。
 
 ポスターにはあのロックスター  フォークギターの弦と一緒にはりかえよう  もう死んでるし (どうせ陽炎)

でね、彼らどうやら7月の土曜日は毎週ライブをやるらしい。
さすがにひと月に二度も三度も江戸に行くわけにもいかないので、わたしには関係のない話でござんす・・・
まあね、ワンマン三か所全部チケット取っちゃったからね!
贅沢は言えません。

まあ大阪は当然日帰り。這ってでも帰る。
東京は迷った末にお泊りすることに。
今回は素直にJR東海ツアーズの新幹線と宿泊のセットプランを予約。
6月のはじめに下調べのつもりで見ていたら、タイムセールをしていたので申し込んでおいた。
申し込んだのだが。

こういう内容で申し込みしたよねメールをさきほど確認したら、帰りの新幹線、が14時で予約してある・・・早い・・・
帰りはこだまなので、そんなに遅くなってもいかんよね、と申し込んだときは思ったんだろうけど、それにしても早すぎでは。
自分、なに考えていたの・・・
これでは買い物したら終了ではないか。
花子さんにおすすめされた上田義彦氏の写真展、ホテルから遠いし。
どうしたもんかな。


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転ばぬ先の杖 [日記]

先日こんなものを買った。



いわゆるライブ用耳栓というもの。
最近までこんなものがあるとは知らなかった。
ライブ後に耳がぼわーっとなった経験、多くの人があると思う。
あれって一種の難聴状態らしく、女性は特にそういったことが蓄積すると難聴になりやすいらしく。

わたしはライブが原因ではないけれど突発性難聴になったことがあるので、もしかしたら耳は丈夫なほうではないかもしれない、と不安になって買ったわけ。
タロジロは結構爆音だしね。音はちゃんとチェックしているみたいだけど、予防するに越したことはない。
わたしはかなり軽度だったのですぐ直ったし、聴こえが悪いというほどの症状はなく、ひたすら耳鳴りに悩まされた。
普段頭痛とか耳鳴りってほとんどないから、たまになると気になって仕方がない。
ああいうのは嫌だし、ましてや音楽が聴こえなくなるなんて耐えられない。

で、いざ耳栓買ったわいいけど、7月までライブの予定がなくて何かで試したい・・・と思っていた。
すると見ようと思っていた映画、見た人の感想を読むと爆音で耳栓した!という一文があり。
ホクホクと耳栓持参で出かけたわけ。

最初っから耳栓してたんで効果があるのかどうかよくわかんないな~、と思いつつ。
ちゃんと音楽聴こえるし、台詞も聞き取れる(聞き取れないとこもあったけど、あれは多分耳栓していなくても聞き取れなかったと思う)。
で、エンドロールが流れ出してから耳栓取ったんだけど。
あ、これは・・・耳栓効果ばっちりだったかも。かなりの爆音だった。
たしかにこれを2時間はダメージあるかもなぁ。

ただまあ、耳に異物感はあるよね。慣れの問題か。
あとうまく装着できているのかどうかがいまひとつわからないのが難点。笑
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再放送? [日記]

先日会社のお昼休みにテレビを見ていた時のこと。
宝くじの番号抽選会の番組が突如はじまった。
そういえば年末ジャンボは見たことあるけど、通年こういうのってテレビでやってるんだね~
同僚は初めて見たそうな。
会場は東京宝塚劇場。宝塚歌劇団の方がステージ衣装で現れたのを見て、同僚が言う。

「宝くじだから宝塚の人が出てきたの?」
え・・・会場が宝塚劇場だからじゃない?
「あ!そっか」

同僚はけっこう天然だと思う。
抽選はデジタル方式だと不正が簡単だから、という理由からだろう。
ルーレットを回して矢を一斉に放つ(そのボタンを押すのが歌劇団の人の役目)。
キャンペーンガールは幸運の女神、である。
その佇まいも含め、かなりアナログな雰囲気である。

「ねえ、なんかものすごく・・・昭和っぽいよね」
そうだねぇ。あ、もしかしたら再放送かもしれないよ?
「ぎゃはは!何それ!そんなん誰が見るの」
かつて高額当選した人が、「あの興奮をもう一度!」とかいってリクエスト放送を依頼したとか

同僚、バカウケだった。
まあ実際に再放送やったら・・・苦情の嵐だろうな~

と、くだらないことを考える午後。
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あん [映画]

どら焼き屋の雇われ店長の千太郎のもとに、雇ってくれと懇願する老婆徳江が訪れる。
歳だからと断るが、徳江は自分で作ったあんを置いて去る。
そのあんのうまさに驚いた千太郎は、徳江を雇い入れる。
どら焼きはおいしいと評判になり店は大繁盛するが・・・

映画には、ストーリーを明かしては面白くないものもあるが、全部わかっていても面白いものもある。
この映画は典型的な後者。
地に足のついた滋味深い物語だ。
何がいいって、ロケーションがいい。あの商店街、あの桜並木、その片隅のどら焼き店の佇まい。
役者がいい。主なキャストである樹木希林の浮世離れした幼女のような純粋さ、罪を背負って酒におぼれながらも地道に生きようともがく永瀬の背中の寂寥感、母親と心を通わすことができずに居心地の悪い毎日を送る女子中学生(樹木の孫だそうな)。
後半少々ダレる部分もあるが、緩やかな時の流れを桜並木の移り変わりで語るうまさ。

うーん・・・河瀬直美監督、やはり海外で評価されるだけのことはあるのだなぁ、と。
彼女の作品は2つ目の窓しかみたことがない。
これは美しい映像ではあったけれど、どうもわざと難解にして高尚ぶっている感じがした(だいだいタイトルの意味がわかんないし)。
もしかしてオリジナルでないほうが商業的にはうまいこといく映画を撮れる人なんじゃないだろうか・・・

エンディングの秦くんの曲もいい感じでございました。
ああ、わたしもおいしいどら焼き、食べたいな~



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つくりおけない [食べること]

最近こんなサイトを知りまして。
つくおき - 1週間の簡単作り置きおかず・常備菜のレシピ、というサイト。
DINKSでがっつり働いている女性管理人さん。
料理に関してはだんな様はノータッチ、忙しい平日に料理したくない、だから休日にまとめて一週間分作り置きしよう!というコンセプト。
このサイトがすごいのは、その材料や段取り、レシピ、出来上がりの写真までくまなく紹介している点。
料理は段取りだからね。そういうのが下手な人にはとてもありがたいサイトかも。
SEという職業ならではのサイト、ともいえるかも(わたしのSEのイメージは段取り上手)。
料理の写真も色とりどりで美味しそう♪

わたしは土日は目いっぱい遊ぶか、家にいる場合はひたすらダラッとしてるかなので、休日に作りおきするのはいや。
休みの日は働きたくない・・・(ダンナが休みの場合は料理は全面的に任せている)
おまけに宅配野菜が届くのは水曜日、ということでその日は多少作りおくことはあるのだけれど、せいぜい2、3日分が限界。

というかね、このサイト、御主人は毎晩夕食を食べ、当人は週の半分くらいしか食べないということもあって、1週間の作り置きです!お弁当も込み!というわりには量が少ない気がするんだよね・・・
さらに言えば、これ我が家の一人分以下かもしれない・・・お弁当なんてぜったい無理だわ。
で、思ったわけ。もしかしてうち、食べ過ぎなんだろうか、と。
そうダンナに聞いたら「そりゃ食べ過ぎでしょ」と即答された。
作りすぎなのかなぁ?でもおかずほとんど残らないしなぁ。
「多かったら残していいよ」と言っているのに残らない。
もしかしたら無駄に食料消費してるのかも。

でもホント、あこがれるなぁ。平日はご飯炊くだけって生活。
あこがれは、手が届かないからこそなお光り輝くってか。

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そういう人はどうあれ見ないんだよ。それがイヤなんだ。 [日記]

先日、ツイッターであったこと。
フォロワーさんのひとりが、バクマンの特報を見て「キャスト逆なんじゃないの?」というつぶやきをした。

正直ですね、健ファン(神木くんのファンも)は去年の製作発表から散々耳にした言葉。
耳タコなんですよね。
わたしは原作漫画は読んでいないけど、最新のチラシを見る限り、見た目の雰囲気はそれぞれのキャラそっくりに見えるんだけどな・・・

んでつい、「監督も実力あるし、大丈夫」とリプライした。放っておけばいいのにね。
それに対する彼の言葉が「原作知ってると逆がいいって思う」
さらにリプしてしまったわたし、「文句は映画を見てから言ってほしい(後半略)」
「文句ではないです。予告を見た感想です」
だって。

確かに文句ではなかったかもしれない。素直な感想かもしれない。
でもこういう意見って、役者の演技力を軽んじてる場合が多い気がするんだよね。

わたしも今までイメージに合わない、という感想を述べたことはあったけど、違うな~と思っていても、ちょっとでも興味があれば見る。
見たうえでミスキャストだったね、ということもあれば、意外によかったとか、原作とはまったく別物だけど面白かった、という場合もある。
いろいろしがらみがあって決まるキャスティングっていうのはもちろんあるだろうけど、基本的には監督をはじめスタッフが「これがベスト!」と決めたことだし、その役者がどれだけイメージを裏切れるか楽しみなことだってある。

んーと、なにをイラついているのかというと、その逆でしょ発言をした彼。
おそらくバクマンが公開されても見ないと思うんだよね。
はなから映画を見る気のない人に言われたくないぜ!と映画好きは思う。
キャストのファンであればなおさら。

最悪なのは、公開が終わってテレビ放映のとき、ぶった切りにされたものを偶然目にして「おもろない」とか「違う」とか言われるケース。
劇場公開する時点で考え抜いて、思い入れのあるシーンを泣く泣く削っているのが映画というもの。
そのぎりぎりに編集されたものをさらに切っちゃう。
そりゃあ面白さが半減するに決まってる。画面だって小さいし、音だって違う。
そういうものを見てつまらない、と言うなんて!(確かにバッチバチに編集されていても面白い作品もあるけどさ)

見るつもりがないんだったらネガティブな意見をさらすな!と思うけど、まあそれも表現の自由にかかわってくることだし。
ああ。
世の中面倒くさいな、と思うのである。

一般人、単に趣味。映画を見るのが好きであれこれ書いているわたしですらこんな思いを持つのだから、批評家というのは本当に大変な職業だなあ、と思う。
別に誰かを傷つけたいわけではない。
ものすごーくオブラートに包んで「こうしたほうがよかったのに」と書いても「ひどい!」と思う人もいる。
明らかに監督がダメダメでそれを指摘しても、出演者のファンにしてみればひいきの役者が責められてると思う人もいる。
むずかしい。いっそのことこんなブログやめちまえば、と思うのだけれど。
うん、まあ止めない。多分。笑




だいいち健くんも神木くんも、あれだけいろんな役をこなしてるのにイメージ違うって、ねえ?
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