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WOOD JOB!~神去なあなあ日常~ [映画]

WOOD JOB、はウッジョブと読む。
三浦しをんの小説を矢口史靖監督が映画化。
原作をかなり脚色しているけれど、とてもうまくまとまっていると思う。

大学受験に失敗しまた勉強するのもかったるい、進路が決まった友達とは距離を感じる・・・
そんな勇気の目にとまったのが1年間の林業プログラムの美女。
軽いノリで都会から電車を乗り継いでやってくると、そこは一日に数本しか電車がやってこない山奥。
なにより携帯電話が通じないって、なんだよそれー!!

根はいいやつなんだけどまともに挨拶もできない現代っ子を、染谷くんがまさに等身大で演じている。
彼のでれっとした顔って愛嬌あるなぁ。
夢なんて目標なんて考えもしなかった彼が、山の仕事の面白さに気づきはじめて、目がキラッキラ輝きだす。
そのあたりは見ていてとても共感できるし、自分もそういう仕事にめぐりあっていたらなぁ、とちょっとうらやましく思ったり。

三重県美杉町(いつの間に村から町になっていたんだ・・・・)の雄大なロケーションもよかったし、クライマックスの祭りのシーンも笑えた。
伊藤英明もイメージ通りのヨキだった。
長澤まさみもよい。

なのに、なんかどこか物足りないものを感じるのは何故。
ちょっと期待しすぎたかなぁ。
綺麗にうまくまとめすぎの感じはある。そのあたりかなぁ・・・
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