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ウナギは美味い [食べること]

デイリーポータルの本日の記事
昔のウナギはフランクフルト状態だったらしい

を読んで「ふーむ」と思わず唸る。
暇です。仕事ください。

更にこの記事内に紹介されていたウナギに恋してという記事を見て更に唸る。
そうか!ウナギをさばくときは、保冷剤で冷してアルコールで泥酔させればよかったのか!(それでも大変みたいだけど)

と。感心したのである。

ウナギの話って以前も書いたことあるような気がしないでもないけどどうなんだ?
まあいいや、書こう。

あれはいつのことだったか。
わたしが中学だか高校生の頃かなぁ?
どこからかいただいてきたのが、生きたままのフレッシュなウナギ。

母が暗い顔でつぶやく。
「どうやってさばけばいいのかしら」
「うーなーぎー・・・・・」←役に立たない娘
「よくテレビでやってるのは、頭のあたりをキリみたいなので刺して開いてるけど」
「そんなのできるの?」
「・・・・・気持ち悪いわね」
「第一ウチにそんな道具あったっけ?」
「ないわね」

とにかくなんとかしてみようと握るのだが、ウナギって最高にヌルヌルしてるんだよね。
↑とか言いつつ、母に任せっきりで、指一本触れてない人。
母、しばらく「ひえー!気持ち悪いぃぃっいひー!」と叫びながら掴もうとするも断念。

バケツにしばらく入れておいて、ちょっと弱ったらさばこう、ということになる(フレッシュな状態で貰った意味がないが)。
お風呂場にバケツに水をはり、ウナギをそこへ移す。
夕方になり、どうなったかとお風呂場を覗くと、ウナギがいない。
小さいバケツだったので、ウナギったら簡単に壁を乗り越え排水溝の辺りへ脱出を図ろうとしていたのだ。
ここで母はバケツに戻そうと喉が枯れるほど叫びながらウナギと格闘。
半分泣きながらウナギを捕獲している母が、気の毒やらおかしいやら・・・

放っておいたらまた逃げてしまうから、さっさとさばこう、という結論に達する。
達したのだが。
デイリーポータルのフランクフルトじゃないけど、母、ぶつ切りにしたのよね。

最早どうやってまな板に乗せたのか記憶がないけれど、何度もためらいながら決心し、ようやくガシッと振り下ろした包丁に、何とかぶつ切りになったウナギさん。
でもねー、ウナギってねー、切っても元気なんだよねー
およそ10センチの筒状のウナギ、まな板の上をヌメヌメと這いまわり、床に落ち、逃げる。
え、どこへ?
逃げても今後どうやって生きていくつもりなんだ!
頭ないよ!ないから!

勿論切る瞬間も、ぶつ切りウナギが這いまわっているときも、母といたいけな少女であるところのわたしは、キャーヒエーィ、のぅわーわー!
と叫びつづけていたのであった。
よく隣近所から苦情がこなかったものだ。
ウナギ怖い。

それでも何とか煮立った煮汁の中にぶつ切りを投入、出来上がったウナギは・・・
大変おいしゅうございました。
自分で自分を逞しいな、と思うのは、こういう点だなぁ。

あの当時、インターネットがあれば、もうちょっと静かに調理ができたんだろうに、と懐かしく思い出した。
ま、調理方法がわかっていたとしても、二度と生きたウナギはご免こうむるけど。

バターがない! [食べること]

買いだめしたものを置いておくスペースを作るのが面倒なので、買いだめは全くしない主義(ってほどのものでもないけど)である。
だから特売値段を殆ど気にしていない。
スーパーのチラシなんて全然見ないんだよね・・・面倒。
まあ、特売になるようなドレッシングやら加工品を買わないので関係ない、っていうのが正しいけど・・・

で、そんな話じゃない。
バターですよ、バター。
品薄、なんてニュースが出始めた頃、ちょうど買ったところで、ま、これがなくなるころには改善されてるだろ、なんてお気楽に考えていたのだけれど。
先日なくなったなぁ、買わなくっちゃ、と店に行くと。

うわー、ない。バター、ない。

マーガリンばっかり・・・
マーガリンって何となく体によくないイメージがあるし、あまり美味しくない気がするんだよね。
好みの問題もあるだろうけど。

乳製品の棚をにらんでいたら、それでも発見したよ、バター。
瓶詰の小さなものと、フランスのエシレバターが。


これ発酵バターで、随分前にお試しで買ったことがあるんだけど、ものすごく美味しいのだ。
バターってこんなに美味しかったんだ!と涙するくらいに。笑
朝はパン食のダンナもかなり気に入ってはいたけれど、次も買う?と聞くと、
「身分不相応だ」笑ということで、カルピスバターに落ち着いたのだった。

さすがにここまで高いと売れ残るんだなぁ・・・
値引きしないかな・・・
と、エシレを横目で見つつ、瓶詰バターを買ったのだった。

今日の新聞記事によると、政府がもうちょっと食用バターの生産増やしてね!とメーカーに申し入れをしたそうだけど、供給改善には程遠いだろう、とのこと。
目先の帳尻合わせだけで動くから、こういうことになるんじゃないのぉ?
なんだかねー

なんとなく思い出したので、鬼まんのことを書く [食べること]

これが鬼まんじゅうだ!


これ、上手く撮れてないけど「鬼まんじゅう」というお菓子。
さつまいもをさいころ状に切って、小麦粉と白玉粉を合わせた生地に混ぜ、蒸したもの。
子供の頃からなんの疑問も抱くことなく食べていて、これが名古屋とその周辺地域にしか存在しないことを数年前に知って、かなり衝撃を受けたのだった・・・
不幸だよ!
鬼まんを知らずに生きていくなんて、不幸だと思うよ!!

というか、知らずにいたわたしに、友達が驚いてた!
ダンナにも呆れられた!

なので名古屋にお立ち寄りの皆様、味噌煮込みや手羽先、ひつまぶしも美味しいけれど、鬼まんじゅうも食べてみてね。
参考サイト→全日本鬼まんじゅう普及協議会

お弁当 [食べること]

今日のごはん


ごはん、もやしとわかめの味噌汁、高野豆腐の煮物(昨日の残り)、ナスのトマト煮、冷奴、納豆、キャベツとニンジンのサラダ

夕べの残りがあるのを忘れて、おかずを作りすぎた。
トマト煮にはペンネも入る予定だったけど、「多すぎるよ・・・」と気づいてやめた。


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今日の日経夕刊を読んでいたら先だってのギョウザショックで、主婦たちが冷食を使うのを控えていて、そのせいで子供お弁当作りに四苦八苦している、という記事があった。
わたしはもともと冷凍食品(加工品)を使わないので、ギョウザショックは食卓に何の影響もないのだけど。
お弁当作りって、そんなに大変なんだろうか。

や、勿論大変だよ。
毎日家族の誰よりも早く起きて一食分作るっていうのは。
そういうことじゃなくてさ。

記事に書かれていた主婦の事例に、「子供がお弁当の内容に飽きてしまわないか」と不安でお弁当作り教室に通っている、というのがあったのだ。
これ、全く論点がずれているような気がしてならない。

昨今はキャラ弁なんて呼ばれているものもあるように、かわいらしくデコレーションした弁当を競い合う風潮があるみたいだけど。
食事は目でも楽しむもの。
それはわかる。
でも過剰に飾り立てた弁当は、わたしには子供に媚びているようにしか思えない。

好き嫌いがはげしいから、という理由もきく。
でもね、親が食事の時に「これ美味しいね」といいながら楽しそうに食べれば、子供っていうのは「ふーん、そうなんだ」と思い込んでしまうものじゃないのかな?
少なくともわたしはそうやって育った。

そしてそういう単純に信じ込む幼い時期を過ぎると、「親が一生懸命働いたお金でごはんが食べられるんだから、文句を言わず何を出されても感謝して食べなさい」と、かなり厳しく教えられた。
おかげさまで、辛いものがまったくダメなくらいで、大抵のものは食べられる人間に育った。

勿論アレルギーがあったり、摂食障害、その他わたしが知らないだけで視覚に訴えないと食べられない病気があるかもしれない。
でもそういう障害がないならば、飾り立てた弁当など必要ないんじゃないかなぁ。

他の子の弁当と比べて文句を言うなんて言語道断。
家は家、他所は他所、と何故言えないのか。
わたしにはさっぱり理解できない・・・・・

地味にお腹いっぱいになった [食べること]

ほんまもん


今晩のゴハンのできばえが、おままごとチックだったので、パチリ。
きんぴら、キュウリとめかぶの酢の物、納豆、マスの塩焼き、冷奴、ごはん、切り干し大根の味噌汁。

牡蠣、スキスキー! [食べること]

某所で牡蠣の話に笑ったので、わたしの笑えない牡蠣にまつわる話を。

牡蠣。
ものすごく好き。
火を通すよりは、生でレモン汁かけてちゅるっと食べたい。
そういう人なんだけど。

かれこれ7~8年食べていない。
何故なら。
吐いてしまうから。

子供の頃は平気で食べていたし、食べ物のアレルギーなんてなかった。
ところが結婚した当初、実家で鍋を食べて帰宅すると、急に気持ち悪くなった。
放出・・・
アルコール飲んだわけでもないのになんでだろ。
と、思った。

そしてそれからしばらくして、友達との飲み会があった。
その時もあまりアルコールを飲まずにいたのに、家で放出。

共通する食べ物は。牡蠣。

そんな!こんなに好きなのに!
でも吐くのは嫌。
と、しばらく食べるのを止めていた。

そして数年が過ぎた。
ピンポーン。
インターホンがなった、ある休日の午後。
某ショップから「日頃のご愛顧のお礼です」
と、届いたのはトロ箱いっぱいの生牡蠣!

えええええー!
よりによって牡蠣。
ああ、でもなんて大きなその貝殻。
きっと中身は美味しいに違いない。

説明書の通りに殻を割ってみる。
中から出てきたのは、まさに海のミルク。
つやつやと乳白色に輝く美しい牡蠣。
ぷりんぷりんしたその肌っ!もう、たまらん。

数秒の葛藤の上、わたしが取った行動とは。



食べた。
しかも5個。

そして予想通り放出。
それ以来、牡蠣を食べていない。
残った大量の牡蠣は、これまた牡蠣が大好物である父とダンナが全部食べた。
食いやがった。
「かわいそうにね」という視線をチラチラ寄越しながら。

今でもあのときの牡蠣の味を思い出す。
美味しかった。
あの思い出と共に、今後の人生を強く生きていこうと思っている。

でもね、たまに思うのだよ。
二十数年大丈夫だった牡蠣を受け付けなくなった、ってことは、もう二十年もすれば、また食べられるようになるんじゃないかって。
だからまた、どこからか牡蠣が我が家に届いたときは、またチャレンジしようと思っている。

そんな牡蠣の話。

干してます [食べること]

水曜日に会社を早退してから、一歩も外を出ていませんけど何か?
天気のよい三連休に、一体わたしは何をしているのだろう・・・

まあ、咳が一旦出だすとなかなか収まらないだけで、結構元気。
ただ体力をかなり消耗し、何をするにもやる気がわかないせいで、ここのとろこゴハンをかなり手抜きしており。
今日あたりはちょっとちゃんと作ろうよ、と朝から準備。

根菜ばっか


と言っても、野菜を干すだけなんだけどね。
今まで切り干し大根やニンジン、ショウガなんかを保存食として乾燥させたことはあったけど、今晩の夕食に使う野菜を半日だけ、軽く干したことはなかったのだ。
干し野菜のことをちょっと調べていたら、甘みが増したり、味がしみこみやすくなったり、ビタミンDが増えたり、という利点があるとか。
まあ、ここらへんは知っていたんだけど。
干ししいたけ。
あれって現在では市場に出回っている品の殆どが天日干しじゃなく、機械で強制的に乾燥させてるんだって。

でもって、こだわって天日干しのものを買っても、日々ビタミンDは減少していくんだとか。
でも心配御無用。
使う前に再び天日干しするとビタミンD、復活するそうな。
お日様って偉大だわ。
まあでも、その日に使うしいたけを半日干すのが、最もいい食べ方なんだとか。
なるほどね~

ちなみに干してあるのは手前がターサイ。
奥がゴボウ、ニンジン、インゲン、サトイモ、ダイコン。
さらに別の場所にネギもある。
ダイコンとネギのお味噌汁に、サトイモの煮物。
ターサイは・・・どうしよう笑
ちなみにこれ、一人分なんだけど。
やっぱりうち、野菜食べすぎかな?

イークーラー! [食べること]

三週連続で北海道展に行ったアホ夫婦、ここにいますよ。

昨日は名鉄百貨店の北海道展に行ったのだけど。
昼ご飯、何食べるよ、と言っても3時くらいの話。
ダンナはラーメンをご所望。
けれどかなり長い行列で、すぐに入れるお寿司屋さんに入った。
店の入り口に貼ってある写真を見て、ここは握りよりも丼のほうが美味しそうだね、僕カニ丼じゃわたしエビ丼。
と決めて入った。

カウンターに座りダンナが注文。
「カニ丼ひとつと・・・」
「すみません、カニなくなっちゃったんですよ」

ええ?じゃなんで表の写真に完売シール、貼っておかないの?
ていうか、周りは何を隠そう北海道展真っ盛り。
北海道展だよ!?
知ってるよね?
周りにカニ、沢山売ってるよ?
あれじゃダメなの?ねえ、ダメなの・・・?


でも小心者夫婦なので文句は言わない。
結局ダンナは握りを注文した。

わたしが頼んだエビ丼が先に出てきた。
あ、写真に赤いのが写ってたからマグロかと思ったのにサーモンだ・・・
がっかり。
サーモンなんざお子様が食べるものだ。
江戸っ子はサーモンなんて生で食わねぇやぃ!
と名古屋っ子、また心の中でひとりごちる。

食べる。
・・・いまいち、いまに、いまさん・・・
イカは普通のじゃなくて沖漬けなのね。
これがいまにくらい。
サーモンがいまさん。
エビは流石に美味しかった。
すし飯がいまいち。
あれ・・・でもなんだかそのほかにも物足りない気が・・・
なんだろう。

そんな気持ちを抱えながらほぼ食べ終わるころ、新しく注文が入ったエビ丼が目の前で作られて・・・い・・・る?ん?
イクラ・・・
イクラ乗ったよ。

ええ?
わたしの丼、イクラ乗ってなかったにょ!

店の人に言おうかと思ったけど、もうほとんど食べちゃったし、もしかしたらイクラが乗ってるのはエビ丼スペシャルかもしれない。
と思い、何も言えず。

会計終わって店の外に出て、写真を見ると。
イクラ・・・乗ってる・・・

もう北海道展では政寿司以外の寿司は食べない!と心に誓ったのだった。

そうめんカボチャ [食べること]

同僚からそうめんカボチャをもらった。
何でも義理のお父さんからもらったそうで。
でも彼女は水っぽくて嫌いなんだと。
嫌いなものを押し付けられたのだった。
なーんて、食べてみたかったからいいんだけど。

「縦に割って、茹でてからほぐすとそうめんみたいになるんで、サラダみたいにして食べてください」

と、説明を受けた。
まあ、でもちょっとネットで調べてみよう、と思ってみてみると。
縦割りじゃなくて横割りじゃないか・・・!
味付けもサラダ、ってきいたからマヨネーズかなぁ、と思ったら、どのレシピ見てもめんつゆ使ってるし。
ああ、信用しなくてよかった・・・

ウマウマ


で、作ったのがこの写真。
キュウリとショウガを千切り、トマトも入れてめんつゆであえた。
うーん、ウマッ!

ポテトサラダのための・・・ [食べること]

※注意 ポテトサラダは出てきますが、秦基博とは一切関係ありません。

昨日世界一受けたいなんたら、とか言う番組で、ジャガイモの皮が一瞬でむける方法、というのをやっていた。
どうやらダンナはそれがやってみたくて仕方がなかったらしく。
結婚当初ポテトサラダを作ったわたしに
「ポテトサラダってあんまり好きじゃないんだよね」
と言い放った男が、ジャガイモを茹でていた。

厳密に言うと、ポテトサラダが嫌いなわけではなく、お腹がいっぱいになっちゃうから、ちょっとしか食べられない、ということだったらしいが・・・

あー、昨日の皮むきがしたいんだ。
「そうそう」
でもさ、マヨネーズないんだよね。
「ええっ!マヨネーズのないポテトサラダなんて・・・」

ということで、作ってみたよ。
以前から作りたかったマヨネーズを。
卵黄一個分に塩小さじ一杯半、酢を大さじ二杯を混ぜる。
200CCのサラダ油をそこに少しずつ加えながら混ぜる。
そう、マヨネーズの大半は油なのである。
サラダ油がウチにはないので、代わりにオリーブオイルを使用。
そして出来た!

こ、これはいったい・・・


カスタードクリームだよ、と言っても「ふーん、そうなんだ」と言われてしまいそうだけど。
マヨネーズ。これはマヨネーズなんだよ。
でも塩辛いのなんのって。
塩は小さじ1で十分だわ。
おかげさまでポテトサラダができましたとさ。

あ、肝心のジャガイモの皮は、真ん中にぐるりと皮に切れ目を入れで茹で、氷水に10秒つけ、両側をもつとするりと皮がめくれるというもので、テレビどおりちゃんとむけた。
すごいな、この技。
ウチは氷水につけなかったけど、ちゃんとむけたよ。

そしてポテトサラダを食べながら。
ちょっとだけ「秦くん・・・」と思ったのだった。

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