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田植え初体験 [土いじり]

ダンナが新聞で棚田での田植え体験の記事を見て急遽応募。
紀伊勝浦まで行って来た。
特急で片道3時間半強。
日帰りは辛かった・・・
田植えをしたのは那智勝浦の色川地域

朝一の電車に乗っても、到着するのは昼。
午前中にあらかた作業は終わってしまっていて(どうやら今年はテレビの関西ローカル番組でとりあげられたらしく参加者が予想外に多かったとか)、棚田二枚分しか田植え出来ず。
意気込んできただけに少々拍子抜け。
なんだかお昼ゴハンをいただきに来たみたいだった。

裸足になって軍足(という漢字でいいのかしら)とか呼ばれている厚手の靴下を履いて、泥の中へ足を踏み入れる。
おお、なんともいえない感触。
これは気持ちいいなぁ。
ほんのり暖かい。
ダンナは長靴を借りていたんだけど、かなり足をとられていた。
多分靴下のままのほうが踏ん張りやすくて、素人にはいいのかもしれない。

棚田は一枚一枚の面積が狭い上に、急勾配で作業が大変なので、高齢になった農家が放置するケースが多いのだそうだ。
今日田植えをした田んぼも二年前までは荒地で、有志が集まって去年開墾し、田植え体験を始めたとか。
無農薬を作るので、除草は田車(漢字あってる?)を使って泥をかき混ぜると雑草が生えにくくなるんですよ、とかアイガモを使うと同じ効果があってカモの泳ぐ姿はとても可愛い。
けど結局それらは生長したら食べるらしい・・・
それがイヤでアイガモ農法をしない!という人も多い、だとか、とても興味深い話が多かった。
作業終了後の反省会にも参加。

単なる田植え体験なら何処でも出来る。
わざわざ此処に来てもらう為の特色が必要じゃないか、というのが大きなテーマ。
うん、ま、そりゃ確かに。
紀伊半島って、本当にアクセスが悪いのだ。
この地域の三分の一強の人たちは、いわゆるIターンの人たちで、新しい人たちと昔から住んでいる人たちとが集まって、地域の将来を考えているのは、なんというかこう、大げさに言えば感動的ですらあった。
まだまだ放置されている棚田は、それこそ山のようにあって。
これが全部稲で一杯になったら、さぞかし美しい光景だろうな、と思った。

おそらく今日は二十数年ぶりにアメンボを見て、三十年ぶりくらいにオタマジャクシを掬って遊んだ。
オタマジャクシってこんなに可愛かったんだなぁ。

あ、ちなみにテレビの取材が来ていたので、もしかしたら関西ローカルで流れるかも。
TBS系列だそーです。
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