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ダイアナの選択 [映画]

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監督 ヴァディム・パールマン
出演 ユマ・サーマン  エヴァン・レイチェル・ウッド

コネチカットの小さな町。高校で銃乱射事件が発生する。
そのときダイアナは親友のモーリーンと女子トイレで他愛もない話に興じていた。
銃を持ったクラスメイトが言う「ふたりのうちどちらかを殺す」と。
ダイアナは殺さないでと呟いた・・・

事件から15年後、ダイアナは優しい夫と娘とともに、閑静な住宅街で暮らしていた。
裕福な暮らしと、やりがいのある仕事。
自分に似た娘は多少問題行動があるものの、恵まれた生活。
しかしあの事件の慰霊祭の日が近づくにつれ、ダイアナは精神的に落ち着きをなくしていく・・・

最後の最後でこの物語の決着がつくのだけれど、これには色んな意見があるだろうなぁ。
わたしはノーマル?に監督が意図した結末で納得したのだけれど。
こういう映画って、説明しにくいなぁ・・・
まあでもこのパターンは特に目新しいものでもない。
過去にわたしが知ってるだけでも3~4本くらいの類似映画のタイトルがあげられるから。

でもこの映画が上手いのは、結末のどんでん返しに頼ることなく、思春期の夏の日々の美しさだとか、心の揺れだとか、生き残ったダイアナの一見幸せな生活とその裏の苦悩をきっちり描いている点。
この辺りがおろそかになってしまうと、ダイアナが選択したことよりも、こんなオチなんですよびっくりしたでしょ?という映画になってしまうから。

さて、わたしがダイアナの立場にたったとき、果たして己の良心に素直に従う事ができるだろうか・・・
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