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まとめ [映画]

ぽつぽつ映画見てるんだけど、なんとなく面倒なのでまとめて感想。

人間失格
先に公開された太宰原作「パンドラの匣」がなかなかおもしろかったので、荒戸監督だしさぞかし美しい出来になっているだろう、と期待していたのだが。
話運びのまずさが目について仕方なかった・・・
中也はいらんね。
プチブルの家に生まれたことの葛藤も言葉足らず。
原作読んでる人じゃないと辛いんじゃない?
長い長い生田くんのPVと思えばそれもよし、か。
生田くんは美しくてよかったんじゃないかと。

ずっとあなたを愛してる
15年の刑を終えて出てきた姉を、年の離れた妹が迎え入れる。
自分の罪に押しつぶされそうに過ごした15年を、さまざまな人とのふれあいが癒していく。
罪の問題うんぬんというより、彼女のこれからに明るさを見出す映画。

アイラブ、ニューヨーク
予告でいろんな監督の名前が出ていたのでてっきりオムニバスだと思っていたらさにあらず。
普通の一本の映画・・・ぶつ切りのエピソードの羅列・・・のようになってしまっている気がするんだけど。
この手のものって最後に今までのバラバラだった登場人物が何らかのかかわりを持っていることが判明する、ってことが多いんだけどそれもなく(ないことはないんだけど、弱い)。
各々のエピソードは面白いけれど、うまく混ざり合っていない気がした。
そのまじりあわないところがニューヨークのよさ、と言われれば納得するが。

パレード
林遺都がとんでもない役柄で、男女4人のシェアリング生活に乗りこんでかきまわす、って話だと思っていたら違った。
ふつふつと煮え立つ寸前の沼に投げ入れられた、彼は小石に過ぎない。
美しくて怪しげに光る石だけど。
雰囲気がわたしのいっとう大好きな男友達に似ていて(見た目がね)久々に会いたくなってしまったよ。
いまどきの若者って、そんなに自信がなく未来に展望も抱けず、ストレスためてるのかなぁ。
いちばんまともそうな人がいちばん壊れていた、っていうオチと最後の不気味さはいかにも現代的。

ボーイズ・オン・ザ・ラン
予想がつかない主人公の行動に唖然。
話の展開にひきまくる。男性なら間違いなく面白いはず。女性はヒク。
でも面白かったのだ、途中までは。
最後にヒロイン?が主人公を責めるシーンで、もう腹が立って仕方なく、映画そのものの印象が悪くなってしまった・・・
わたしは、自分の人生の汚点を人のせいにする人間は嫌いです。
こんな奴はハリセンチョップだ。

Dr.パルナサスの鏡
ヒース・レジャーが撮影途中に亡くなってしまい、というエピソードは映画通ならご存知ね。
人の心を暴く鏡の内と外で姿が変わる、という設定で、ヒースの役をジョニ・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが演じている(では何故他の人物は変わらないのか、という矛盾は棚の上)。
物語がバラバラになるのでは、という心配は無用だった。
鏡の中の世界を楽しめる人には楽しい。
なんやねん、これ、と思う人にはよくわからないへんてこりんな映画。

なんかまだほかに見てる気がするけど・・・
近々、バレンタインデーとデジタルリマスター版の赤と黒を見る予定。
ジェラール・フィリップ愛してる~
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