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君に届け [映画]

監督 熊澤尚人
出演 多部未華子  三浦春馬 蓮佛美沙子 桐谷美玲 青山ハル ARATA

爽子は一日一善をモットーとする優しい女子高校生。
しかし長い黒髪とうつむきがちな姿勢が災いしてか、学校では貞子と呼ばれ友達もいない浮いた存在。
けれどクラスメイトの風早翔太はそんなことにこだわる様子もなく爽子に話しかけ、彼は爽子にとって次第に特別な存在になっていく。

主演ふたりのキャスティングを聞いた時点で「これは見に行かねば・・・!」と思っていた。
爽やか青春物は大好物です。
漫画が原作ってことは知ってたけど、冒頭を見て「あ、これ立ち読みしたことあるわ」と気付いたのだった。
わりと原作に忠実?かな、前半しか読んでないけど。

原作ファンにはいろいろ不満はあるのかもしれないけど、わたしは楽しかった~
だってもう、キラッキラで。笑
どのくらいキラッキラだったかというと、これは夕日に向かって走りださねばならんな、と思ったくらい(でも映画館から出たらもう日が暮れてた)。
主演のふたりの演技はもちろんのこと、やっぱ蓮佛美沙子もうまい。
青山ハルとかいう寡黙男子も存在感あっていい。ARATAもこんな演技もできるんだなぁ・・・

基本的に善人しかでてこないし、まだるっこいし、都合がよすぎることが多いけど、いいんです。青春物だから。
でもそれだけじゃなくて丁寧に撮ってるなぁ、と思ったら納得。
監督がおと・な・り の熊澤氏じゃないっすか!納得。

それにしてもあまりのキラキラに途中から顔がニヤけてきて、そのまま場外へ出たら、その上映の後にかかる「宇宙戦艦ヤマト」の試写会準備が出来上がっていて、業界人らしき人たちがわんさかいて驚いた。
で、まあ、こっちはやはりお客さんの立場なので、皆が皆「ありがとうございました~」なんて言ってくるからすごく恥ずかしかった・・・
じわじわとニヤけた顔で余韻を楽しんでいたのに・・・


ちなみにこの映画を見て思い出したのがこちら。
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これもキラキラ青春物。あ、多部未華子さんも出てたっけ。


挿入歌はこちらです。
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劇中、中学生が「この歌いいよね」みたいに言うシーンがあって、マジか!と驚いたのだった。
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