見る目がない

会社で倉庫業務の人員募集をしている。
最初に募集をかけたのが一か月くらい前。
その時は5～6人の応募があった。
面接は社長と上司がしていたのだが、ついたてを隔てたところで話しているのでなんとなくの雰囲気は伝わってくる。
全員と面接を終えた上司にどうだったか聞くと「うーん、一長一短だね」との回答。
就職活動に苦戦しているおじさま方が多かったらしく、まあそういう人はやはり何か採用されない要因を持っている場合が多いということなのか。
ま、ウチの提示してる給与があまりに少ないのでそれなりの人しか集まらない、という理由もある。

上司が面接に加わっているとは言っても、社長の独断で採用が決まる。
わたしと同僚が「この人はないね～」と言っていた人を採用。
見る目がないというか、え～、絶対すぐ辞めちゃうよ、と話していた。

はい、一日、というか30分くらいで帰って行きましたとさ。
重いものだと20キロくらいの段ボールを運ぶ場合もあって、「ヘルニアになったことがあるので、やはり無理です」と。
そんなの面接の時にも言ってたのに、何故わざわざそういう人を採用するのか・・・

また募集しなおし、今度はタイミングが悪いのか2人のみ応募。
一人目は大雑把そうだけどハキハキ明るい感じ。
二人目はものすごい細かいネチネチした感じ。
倉庫業務としてはあまり大雑把では困るけど、二人目はあまりにネチネチしてて気持ち悪かった。
これも社長がネチネチした方を採用。
今週初めからきていたのだが、本日3日目で辞めるそうな･･･
現在の倉庫担当者とソリが合わない（というか怖くて教えてもらえないらしい）
50歳近いおっさんが「指導担当者が怖いので続けられません」というのもどうかと思うが、それを見極められない社長にびっくり。
ほんっと、人を見る目がないというか、総合判断能力が低いというか。

会社の行く末が心配だわー（←嘘、全然どうでもいい）