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チョコレートドーナツ [映画]

1970年代のアメリカでの実話に基づいた映画。

歌手を夢見ているショーダンサーのルディと弁護士のポールはゲイのカップル。
ルディの隣人が薬物で逮捕され、ダウン症の少年マルコがひとり取り残される。
施設に入れられたものの、マルコは施設を抜け出して自分の家で帰ろうとし、ルディはそんな彼を放っておけなくなる。
ポールの助言で法的に彼らの保護下におかれたマルコだったが、ゲイに対する偏見から、周囲はマルコとルディたちを引き離そうとする。

なんとも切ない話。
ルディとポールはひたすらマルコに愛情を注ぎ、特別学級に通わせ、パーティーへ連れ出し、誕生日会やハロウィンのイベントを楽しみ・・・
表情に乏しく自己表現もつたなかったマルコがゆっくりと成長していく姿。
本当の親のように彼を愛したふたりが、単にゲイだった、というだけで迫害を受けるようすは本当に腹立たしい。
たかだか40年前のアメリカ。そんなものなのかな。
今でもそうなのかな。日本だったらどうなんだろう・・・

ラストの厳しさに言葉を失う。
でも無意味な偏見がどれほどくだらないことか学ぶにはいい映画だと思う。
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