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焼き物と坂と廃屋の町・常滑徘徊(改訂) [日記]

全国的にどのくらい有名なのかわからないので軽く説明すると、常滑は「とこなめ」と読む。
名古屋駅から名鉄電車にゆられること30分ほどで到着する、焼き物の町。
もうちょっと先へ行けば中部国際空港である。
最近では外国人陶芸家なども移り住み、町を散歩する観光客が増えているとかいないとか。

名古屋に住んでいながら、通過したことはあれど常滑に立ち寄ったことなどなく、「常滑?えーっと、土管の生産地?」などという薄い関心度合いだったけれど、そぞろ歩きが楽しいと聞けば行ってみたくなるではないの。
なんでも5月3日4日と旧常滑高校でクラフト散歩市なるイベントも開催されるとな。

お昼ごろ常滑駅に到着。まず観光案内所で地図をゲット。
やきもの散歩道のルート目指して歩き始めると、まず土手に飾られた猫たちのオブジェが目を引く。
安産猫だとか美人祈願だとか、たくさんの作家さんが思い思いに作った猫たちがたくさん。
いやがおうにも散歩への期待が高まる・・・
と言いたいところだけれど、腹が減っては戦は出来ぬとばかりに最近オープンしたばかりのni:noというカフェに立ち寄りランチ。
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レトロな雰囲気。
一階は雑貨屋となっとります。


腹ごしらえがすんだところで散歩スタート。
やはり常滑は土管の町なのです。

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土管だけにドカンと並んでおります・・・PHOTO013.jpg

「おみゃ~さん、そんな駄洒落を言うとはストレスでもたまっとりゃーすか?わたしのように観光客がどしどし横を通ろうがなんだろうが、こうやってわき目もふらず定点観測を続けていれば、無我の境地に至るってもんだがね」
そういう生き方もアリかもしれませんね・・・

散歩道、というにふさわしく、曲がりくねった坂道、登ったかと思えばまたくだり、こんなところにギャラリイが、あれみやげ物屋が休み処が、と言った具合に人を飽きさせない道が続く。

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使われていないらしい窯。

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こんな壁の道もある。
ここを通ると世俗の垢がつぼの口に吸いこまれていく・・・といいですね。
してこれはつぼなんだろうか・・・?


観光客の多い散歩道を抜けると、そこは真夏の日差しの下、ひとっこひとりいない商店街だったとさ~
休日ですもの、静かですわよね。
たくさんあるのは焼き物のオブジェばかり。
わたしのベストオブ常滑オブジェはこのカエル。

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ありがたや~きっと御利益があるに違いない。
「一生お金に困りませんように」と背中をなでてきた。
なんという奥ゆかしさ・・・・・っ!


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「あんさん、それは一見奥ゆかしそうで結構図々しい願いごとやと思いまっせ~」
ま、考えようによってはそうかもしれませんな。

歩を進めると見えてきたのはINAXライブミュージアム
ひっじょーに興味あるけれど今日の目的はクラフト散歩市なのでスルー。
観光客多そうだし。事実この建物の前のバス停は大行列ができていた。
すぐお隣が旧常滑高校。
今は半島のもうちょっと先の方?に引越したみたい。
道路から校舎までの道が緩やかな坂になっていて、校舎際の新緑きらめく大木が木陰をつくっている。
ビューティフォー!いい校舎じゃないのもったいない。
中庭では食事関連の出店・・・テキヤさんではなくなかなか凝った料理の移動販売って感じ。
校舎内では現役学生の作品展示とか、作家さんの出張工房など。
こういうのって展示も作品だから、写真撮ったら悪いかなぁ~と撮影は遠慮した。
はんこてぬぐいのお店とカメラ修理のお店が気になった。


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教室を出て校舎と校舎の合間を縫うように、お店がずらずら並ぶ。
もうあれやこれや見ていて飽きないね。
人出もあって賑やか楽しげ。

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今回購入したのは工房ぽつりさんの猫の置物と巾着、そしてicuraさんの栗と枝。笑
こちらは両方とも強力マグネットになっている。
栗は会社で使おうと思ってさ。
栗で癒されようと思ってさ・・・
買わずとも見ているだけで楽しいお店がたくさん。
いいイベントだ。また学校で、っていうのがノスタルジックでいいんだろうね。


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満喫した~!っと帰る途中、廃墟が。
廃墟だけど緑がいっぱいでなんかいい感じ。入れるのかな?と入口を見ると、フェンスで立ち入りできないようにしてあって、20世紀少年のロケ地との看板が。
遠目からちょっと撮影。うん、確かに絵になる廃墟だね。
INAXの工場だったのかなぁ??


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実は散歩道の各所にも廃墟っぽいものが点在していた。

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こちらは使われていない窯の煙突。
でかい植木鉢かっ!状態。

のんびり散策を続けて夕方近くに常滑駅に到着。
でもまだまだ散歩道目指す観光客がかなりの数いて驚いた。
でも確かに夕暮れの中、あの狭い坂道を迷いながら歩くのは、とっても楽しいかも。


今回の記事は敬愛するブロガーメレ子さんの真似をして旅行記(?)を書いております。
真似・・・たつもりはいいけれど、文章の稚拙さと写真のクオリティがまったく追いついてないところがなんとも切なさを醸し出す、そんな結果になってしまった・・・
調子こいて大きい写真を使っていたら、作業中に何度も落ちるし・・・これはFC2のせいなのか、へぼいPCのせいなのか・・・
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