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るろうに剣心 [映画]

監督 大友啓史
出演 佐藤健 武井咲 江口洋介 香川照之 吉川晃司 蒼井優

試写会は結局外れてしまったので先行上映を見てきた。
ついったでは高評価っぽく書いたのだけど(というか不具合でついったまとめができてないみたいね、ここ何日か)、星5つが満点だとすると、3.9ってところ。
映画そのものは2.9、プラス1は健ファンなので(もー、仕方ないっすよこれは)。

わたしは原作を全く読んだことがないので、思い入れがある人とはまったく評価が変わってくるとは思うけど・・・

幕末の混乱期に人斬り抜刀斎としておそれられた暗殺者、緋村剣心。
不殺の誓いのもと、流浪人として生きる剣心は、神谷道場の師範代・薫と出会う。
一見平和を取り戻したかに見えた時代に、抜刀斎を名乗る人斬りが世間を騒がせていた。


さて、殺陣について。
健くんがこの映画でもっとも重きを置いた課題。
これは素直に絶賛したいと思う。
早まわしにはしていないと監督は言うけれど、ホンマかいな?と思うくらい早い。
見せ方がうまいせいもあるんだろうけど、本当に早い。コマ送りにして確認したいわ。
ただ殺陣というよりはアクションって感じのほうが強いかなぁ。
もうちょっと剣さばきを見たかった気も。せっかく時代劇なんだし。

流浪人となった剣心が薫という居場所を見つけ、それを守るために不殺の誓いを破る必要に迫られる。
物語もシンプルで非常によろしい。
よろしいが。登場人物の立ち位置を説明する要領が悪いので、前半のまだるっこしいこと。
このあたりが大きな減点。

江口洋介がとても格好いい。
見せどころは少ないし、今回の物語の内容だといてもいなくてもどっちでもよさそうなキャラだけど、わたし初めて彼のこと格好いいと思ったよ。
や、いい俳優さんだし好きなんだけど、顔そのものが格好いいと感じたことなかったから。
そして主人公ととてもいい対比となっていた敵役を演じる吉川晃司。
いかにも漫画チックな役どころなのに、地に足付いてて存在感みっしみし。もうなんか変なものがにじみ出てる。
肩パットバリバリのスーツ着て歌ってた人と同じ人とは思えないわ~

意外によかったのが武井咲。
演技が上手いとはあんまり思わないけれど、初々しい!
世間知らずで曲がったことが大嫌いな夢見る夢子ちゃんがぴったんこ(あれ?愛と誠の時も同じキャラ?)。
道着が似合っていて凛々しいし。十分及第点でしょ、これは。

で、最後にやっぱり健くんをほめていいですか?
人斬りをしている時の目、立ち方→素の時の飄々とした立ち居振る舞いの落差。
窪田正孝演じる若い侍の重ねる言葉に動揺を募らせる表情の変化。その他いろいろ。
素晴らしい。さすがわたしが見込んだ俳優だけある(何様)笑。
演技が素晴らしかっただけに、鵜堂から「人斬りは所詮人斬り」と言われた時の表情をアップで見たかったな~
なんであそこひきなんだろ。

どうも続編ができる匂いがするので、次はまた更にパワーアップした殺陣とシャープな物語展開を期待します。

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