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ニューヨーク、恋人たちの2日間 [映画]

ジュリー・デルピーが脚本、監督、主演をこなす。
前回のパリ、恋人たちの2日間の続編・・・ではあるが、当然のように紆余曲折を経たらしく(笑)、パートナーは変わっているし、子どもまでいたりする。

マリオンとミンガスはそれぞれの子どもを一人ずつ連れてニューヨークのアパートで同居中。
そこへフランスからマリオンの父親と妹、そしてその恋人(なんとマリオンの元彼)が遊びにやってくる。
文化の違い・・・というともしかしたらフランス人からブーイングが来るんじゃないか(と、思いたい)というほどマリオン一家のやることなすこと騒動を巻き起こす。
あれが平均的なフランス家庭かと思うと、フランスへ勝手に抱いている憧れが崩壊しかねない!
彼ら、好き放題喋りまくり。
ミンガスは彼らに振り回され、マリオンとの仲もぎくしゃくしてしまう。

面白いけどちょっと笑わせようとしすぎかなぁ、とも思う。
でももし意識しないでこれだけの脚本ならば、やはりジュリー・デルピーは才女なのだと思う。
汚れた血トリコロール/白の愛ではかなげでどこか浮世離れした独特の美しさを放っていた彼女も既に40歳をとうに過ぎ、お腹まわりは少々だぶつき(劇中自分をデブと言いきっていたが、そこまで太ってはいない)、目じりのしわも隠せない。
やっぱ歳とったんだなぁ、と自分のことを棚に上げて見ていた。

しかし、である。
後半突然ヴィンセント・ギャロが本人役で登場する。
テーブルをはさんで彼と対峙するシーンがあるのだが、このシーンのジュリー・デルピー、何故か異様に綺麗なんである。
あ、やっぱこの人女優さんなんだなぁ~と妙に感心してしまった。

最後は怒涛のハッピーエンディングで、まあ気楽に見るには適した映画。
中年女性の台詞は結構シビアだけどね。


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ヴィンセント・ギャロって誰やねん、という人はこちらを。

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